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VIO(介護脱毛)の感染症予防効果について

2025.06.05

VIO(介護脱毛)の感染症予防効果

 

VIO脱毛は介護脱毛として人気があり、当院美容皮膚科でも下着や水着を着るときの整容面からのお手入れだけではなく、衛生面から希望される方の多いメニューです。

VIO脱毛には汚れの付着を予防することのできる利点もありますが感染症の予防効果もあります。その一例が毛じらみです。(写真等は刺激が強いため本ブログでは割愛させていただきます)

最近の日本ではシラミの話はあまり聞かないイメージですが、保育園で流行ったり、ニュースで海外旅行でのトコジラミが話題になったり、性感染症としてもまだまだ存在しているようです。

シラミの中でも毛じらみ(ケジラミ症)は、陰毛や体毛に寄生する小さな虫で、感染すると皮膚の血を吸うため強いかゆみを伴います。また、卵を陰毛に産み付けていきその卵がまた10日ほどで孵化し3回ほど脱皮を経て成虫となります。卵はセメント質で強固に陰毛に付着しており なかなかとりづらく、これが通常の頭皮の汚れとの鑑別点です。

感染経路は 性行為の接触感染が有名ですが、寝具・タオルの共有など、共同生活環境での感染の報告もあります。近年、日本国内では VIO脱毛の普及 により感染リスクが低下しているという意見もありますがその理由として毛じらみが寄生できる環境を取り除くことができることが挙げられます。

毛じらみは 毛の根元に卵を産み付けるため、VIO脱毛によって毛じらみの 生息場所がなくなり、感染のリスクを大幅に減ります。また、万が一、毛じらみに感染した場合でも、陰毛がないことで 治療がしやすくなります。

シラミの卵は一見、フケのように見えることもありますが上記に述べましたように、毛への接着力が強くなかなか取れないのでそのような白い粒が見られた時には皮膚科を受診してください。

治療は専用の薬局で売っている薬剤の入っているシャンプーやローション・パウダーなどをくりかえしつかいますが、卵は残ってしまうため卵を取るために剃毛も選択肢に挙げられます。

 

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