乳がん検診で「高濃度乳房」と判定された方へ【専門医が解説】|みなと横浜ウイメンズクリニック
乳がん検診で「高濃度乳房」と判定された方へ|これからの検診の受け方
高濃度乳房(デンスブレスト)について
乳がん検診の結果、判定とは別に「高濃度乳房」といった記載があり、不安に思われている方も多いかと思います。これらは病気ではなく、乳腺の量が多いという「乳房の個性」を指す言葉です。
乳房は乳腺の量や脂肪の割合によって、以下の4つに分類されます。
脂肪性
ほとんどが脂肪で、全体が黒く写るタイプ。病変を見つけやすいのが特徴です。
乳腺散在
脂肪の中に乳腺が点在しているタイプ。日本人の標準的な見え方です。
不均一高濃度
全体的に白く、乳腺の中に脂肪が混じっているタイプ。
高濃度乳房に該当
高濃度
乳腺が非常に濃く、ほぼ全体が白く写るタイプ。
高濃度乳房に該当

※乳腺のタイプによって適切な検査の組み合わせが異なります
なぜ「がんが見つかりにくい」と言われるのか?
マンモグラフィでは、乳がんの病変(しこり)も白く写るという特性があります。高濃度乳房の方は背景となる乳腺も白いため、「白い背景の中に白いがんが隠れてしまう(マスキング効果)」ことがあり、病変の発見が難しくなる傾向があります。
日本人女性の多くが高濃度乳房であり、マンモグラフィだけではがんを見逃してしまうリスクが課題となっています。当院ではこの課題に対し、精度の高い多角的な検査を推奨しています。
見逃しを防ぐための「最新の検査方法」
3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)
乳房を多方向から撮影し、乳腺の重なりを解消して病変を見つけやすくする最新技術です。従来の2D画像に比べて、高濃度乳房でもより正確な診断が可能になります。
乳がん検診を受診される方には無料で追加しております。
乳房超音波(エコー)検査の併用
超音波検査は、乳腺が白い高濃度乳房でもがんは「黒く」写るため、マンモグラフィでは見えにくい病変を見つけるのが得意です。当院では乳腺専用の高性能超音波機器を導入しています。
よくある質問(FAQ)
Q:高濃度乳房と言われましたが、がんになりやすいということでしょうか?
A:いいえ、高濃度乳房そのものが「がん」を意味するわけではありません。
あくまで乳腺の密度が高いという体質(乳房の個性)です。ただし、マンモグラフィでがんが隠れやすいという特性があるため、超音波検査などを組み合わせて定期的な検診を続けることが大切です。
Q:胸にしこりがある気がします。次の検診まで待っても大丈夫ですか?
A:待たずに乳腺外科を受診してください。検診を待つ間に病気が進行してしまいます。
横浜市中区の当院では、女性乳腺専門医による精密検査が可能です。不安なことがあれば、ネット予約より「乳腺外科」をご選択ください。
横浜・元町中華街で過ごす「自分へのご褒美時間」
当院は、異国情緒あふれる横浜元町・中華街エリアにございます。
クリニックでのケアの後は、山下公園を散策したり、元町ショッピングストリートでお買い物を楽しんだりと、心身ともにリフレッシュされる患者様が多くいらっしゃいます。
「通院」を、楽しみな「お出かけ」にしてみませんか?
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