生理の血の塊・過多月経の原因と治療【専門医解説】|みなと横浜ウイメンズクリニック|元町中華街駅徒歩1分|
生理の時に「レバーのような血の塊」が出ると、何か悪い病気ではないかと不安になりますよね。
実は、大きな塊が出る状態は「過多月経」と呼ばれ、適切な検査と治療で改善できることが多い症状です。
今回は、なぜ過多月経が起こるのか、その原因と当院での検査・治療について、最新の産婦人科診療ガイドラインに基づいて詳しく解説します。
なぜ生理の量が増えるの?主な原因
過多月経の原因は、大きく分けて「子宮の病気(器質性)」と「ホルモンバランス(機能性)」の2つがあります。
1. 子宮の病気が隠れている場合(器質性過多月経)
子宮そのものに変化が起きることで、生理の量が増えたり塊が出やすくなったりします。超音波検査でこれらの有無を確認します。
- 子宮筋腫:子宮の筋肉にできる良性のコブです。子宮の面積が広がるため、剥がれ落ちる内膜の量も増え、出血が多くなります。
- 子宮腺筋症:子宮の壁(筋肉の層)に内膜のような組織が入り込み、壁が厚く硬くなる病気です。強い生理痛を伴うのが特徴です。
- 子宮内膜ポリープ:子宮の内側にできるキノコのような突起物です。これがあると出血が止まりにくくなり、過多月経や不正出血の原因になります。
2. ホルモンバランスの乱れ(機能性過多月経)
子宮自体には問題がなくても、女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)のバランスが崩れると、内膜が厚くなりすぎて出血が増えることがあります。
- 思春期や更年期など、排卵がスムーズに行われない時期に多く見られます。
- 過度なストレスや急激な体重変化も、ホルモンバランスを乱す原因となります。
クリニックで行う主な検査
「塊が出る」原因を特定するために、当院では主に以下の検査を行います。
1. 問診(お話をお伺いします)
生理の期間、塊の大きさ、生理痛の強さ、日常生活への支障(漏れの不安や疲れやすさ)などをお聞きします。今のお悩みをリラックスしてお話しください。
2. 経膣超音波(エコー)検査
子宮の状態を画像で詳しく確認し、筋腫や腺筋症、ポリープの有無をチェックします。
3. 血液検査
塊が出るほど出血が多い場合、自覚症状がなくても重度の貧血(ヘモグロビン値の低下)に陥っていることがあります。また、ホルモンバランスの状態を調べる場合もあります。
過多月経の治療法について
検査の結果、原因やライフステージに合わせて、ガイドラインで推奨されている治療法から最適なものをご提案します。
- お薬による治療(低用量ピル・黄体ホルモン)
LEP(低用量ピル):子宮内膜が厚くなるのを抑え、経血量を劇的に減らす効果があります。生理痛の改善も期待できます。 - ミレーナ(LNG-IUS)
子宮内に小さな器具を留置し、持続的に黄体ホルモンを放出させる治療です。一度装着すれば最長5年間効果が持続し、経血量を大幅に減少させます。 - 止血剤や鉄剤の服用
出血を抑えるお薬(トラネキサム酸)や、貧血を改善するための鉄剤を処方します。
よくあるご質問(Q&A)
Q. 生理中で塊が出ている時でも受診して大丈夫ですか?
A. はい、大丈夫です。むしろ今の状態を正確に診断できるタイミングです。
出血がひどい時こそ、原因を特定しやすい貴重なタイミングでもあります。どうぞ気になさらず、そのままの状態でご来院ください。横浜元町・中華街駅すぐの場所で、女性産婦人科専門医がお待ちしております。
横浜・元町中華街で過ごす「リフレッシュ時間」
当院は、異国情緒あふれる横浜元町・中華街エリアにございます。
クリニックでのケアの後は、山下公園を散策したり、元町ショッピングストリートでお買い物を楽しんだりと、心身ともにリフレッシュされる患者様が多くいらっしゃいます。