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多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の原因・症状・検査|みなと横浜ウイメンズクリニック

2026.02.02


多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは?
診断基準・不妊・リスクについて専門医が解説

「生理が数ヶ月に一度しか来ない」「なかなか赤ちゃんを授かれない」「大人ニキビが治らない」…そんなお悩みはありませんか?
これらは、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)という、卵巣の中で卵胞が育つのに時間がかかり、排卵がスムーズに行われなくなる体質が関係しているかもしれません。

今回は、2023年に改訂された最新の産婦人科診療ガイドラインに基づき、診断基準や様々な症状について全科女性専門医が分かりやすくお話しします。

1. PCOSの最新診断基準(2023年改訂)

PCOSは、以下の3つの項目をすべて満たす場合に診断されます。クリニックでは最新の基準に基づき、正確な診断を行っています。


  • 月経異常:
    無月経、稀発月経(周期が39日以上)、または無排卵周期症。

  • 多嚢胞卵巣(超音波検査):
    超音波(エコー)検査で、片方の卵巣に2〜9mmの小卵胞が12個以上見える、あるいは卵巣体積が10cm³以上であることが確認される。

  • 血中ホルモン値の異常:
    男性ホルモン(アンドロゲン)が高い、またはLH(黄体形成ホルモン)値が高く、FSH(卵胞刺激ホルモン)値が正常である。

2. PCOSの多角的な症状とリスク

PCOSは単なる生理不順ではなく、将来の健康やライフプランに関わる様々な症状・リスクを伴います。

不妊と将来的な健康リスク

  • 不妊: 排卵が起こりにくいため、なかなか授かりにくい「排卵障害による不妊」の原因となります。
  • 将来的なリスク: 月経が来ない状態を放置すると、子宮体がんのリスクが高まる可能性があります。
  • 肥満・太りやすさ: 体重が増えやすく肥満が見られることがあります。

毛深さ・ニキビ(男性化症状)

卵巣で男性ホルモンが過剰に作られることで、お肌や毛質にも影響が現れます。

  • 多毛: 腕、足、口周り、背中、お腹の毛が濃くなることがあります。
  • 大人ニキビ: 男性ホルモンが皮脂分泌を促し、脂性肌や治りにくいニキビの原因となります。

PCOSの方には、治りにくいニキビの症状がある方がいます。
当院では皮膚科・美容皮膚科と婦人科による根本治療が可能です。

ニキビ治療について詳しく見る

3. クリニックで行う検査の内容

・経膣超音波検査(エコー): 卵巣に小さな卵胞がネックレスのように並ぶ「ネックレスサイン」を確認します。

・血液検査: ホルモン値(LH, FSH, 男性ホルモン)や、糖代謝(インスリン抵抗性)を調べます。

・問診: 月経周期や体重変化、将来の妊娠希望についておききします。


よくあるご質問(FAQ)

Q. PCOSの診断には、どんな検査が必要ですか?

A. 主にエコー検査と血液検査、および問診による月経周期の確認が必要です。
エコーで卵巣の状態を、採血でホルモン値をチェックし、最新のガイドライン基準に当てはまるかを総合的に判断します。

Q. 生理不順以外に、どんな症状があればPCOSを疑うべきですか?

A. なかなか妊娠しない、ニキビが治りにくい、などの症状がある場合は注意が必要です。
これらはホルモンや代謝の乱れが関係している可能性が高いため、生理不順と合わせて気になる症状があればお早めにご相談ください。

横浜・元町中華街で過ごす「リフレッシュ時間」

当院は、異国情緒あふれる横浜元町・中華街エリアにございます。
クリニックでのケアの後は、山下公園を散策したり、元町ショッピングストリートでお買い物を楽しんだりと、心身ともにリフレッシュされる患者様が多くいらっしゃいます。


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