乳管内乳頭腫とは?検診で指摘されることのある良性疾患【乳腺専門医が解説】みなと横浜ウイメンズクリニック
乳管内乳頭腫について
「下着に茶色いシミがついている」「乳頭から分泌物が出る」あるいは検診で指摘されて、
不安な気持ちでこのページを開かれたかもしれません。
乳管内乳頭腫は、多くの場合「良性」の腫瘍です。まずは正しい知識を持ち、落ち着いて向き合っていきましょう。

1. 乳管内乳頭腫とは
乳管内乳頭腫(にゅうかんないにゅうとうしゅ)とは、母乳が通る「乳管」の中にできる良性のポリープのような腫瘍です。
30代後半から50代の女性に多く見られる疾患で、乳頭に近い太い乳管にできることが多いのが特徴です。
2. 主な症状
もっとも代表的な症状は、「乳頭からの分泌物」です。
🩸 血性の分泌物
赤色や茶褐色、黒っぽいシミが下着に付くことで気づくことが多いです。
💧 漿液性の分泌物
黄色っぽく透明な液体が出ることがあります。
※しこりとして触れることもありますが、検診で微小な変化として指摘されるケースも増えています。
3. 検査方法
腫瘍の状態を詳しく調べ、乳がんの可能性がないかを慎重に確認します。
- マンモグラフィ
- 乳腺超音波(エコー): 乳管の中にあるポリープ状の腫瘍を直接観察します。
- 分泌物細胞診: 乳頭から出る液体を採取し、顕微鏡で悪い細胞が混じっていないか調べます。
- 組織診(針生検): 必要に応じて、少し太い針で細胞の組織を一部採取し、診断を行います。
4. 治療の方針
良性疾患ですので、基本的には「定期的な経過観察」を行います。
手術を検討する場合
- 分泌物の量が多く、日常生活(下着の汚れなど)で困っている場合
- 検査の結果、がんとの区別が非常に難しい場合
- 経過観察中に腫瘍が大きくなってきた場合
よくある質問
Q. 乳管内乳頭腫を放置しておくとがんになりますか?
A. 基本的に「良性の腫瘍ががんに変わる」ことは稀ですが、診断時に数パーセントの確率でがんが隠れている可能性があるという報告があります。そのため、自己判断で放置せず、医師に指定された間隔で必ず定期検診を受けるようにしましょう。
Q. 乳頭から血が出たらすぐに手術が必要ですか?
A. いいえ、すぐに手術とは限りません。まずは超音波や細胞診を行い、良性であることが確認できれば経過観察となることが一般的です。分泌物が止まらない場合や、不快感が強い場合には、腫瘍のある乳管を摘出する相談をさせていただきます。
Q. 原因は何ですか?予防はできますか?
A. はっきりとした原因は分かっていませんが、女性ホルモンのバランスの変化が影響していると考えられています。特定の予防法はありませんが、日頃からセルフチェックを行い、分泌物の変化にいち早く気づくことが大切です。
まとめ
乳管内乳頭腫について解説しました。当院は横浜・山下公園すぐにある婦人科・乳腺外科・皮膚科/美容皮膚科の女性専用クリニックです。
診療は女性専門医が担当します。気になる症状がありましたらお気軽にご相談下さい。
当院の乳腺外科の強み
- ・最新の3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)・乳腺専用超音波機器完備:従来の2Dでは隠れがちだった小さな病変も描出が可能で、通常の超音波に比較し詳細まで観察が可能です。
- ・大学病院や基幹病院に在籍する女性乳腺専門医による診断:異常があった場合には速やかにご希望の病院と連携いたします。
- ・各科連携のトータルケア:婦人科や皮膚科と密に連携し、女性の心身をあらゆる角度からサポートできる複合クリニックならではの安心感があります。
横浜・元町中華街で過ごす「リフレッシュ時間」
当院は、異国情緒あふれる横浜元町・中華街エリアにございます。
クリニックでのケアの後は、山下公園を散策したり、元町ショッピングストリートでお買い物を楽しんだりと、心身ともにリフレッシュされる患者様が多くいらっしゃいます。
みなと横浜ウイメンズクリニック
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診療科目: 婦人科 / 乳腺外科 / 皮膚科 / 美容皮膚科
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