「お風呂で胸を触ってみたけど、しこりはない。だから私は大丈夫。」
そう思っていませんか?
多くの人が「乳がん=しこり」と思い込んでいます。しかし、乳がんの中には「しこりを作らずに、皮膚の異変として現れるタイプ」が存在します。
これらは、ただの湿疹や虫刺されと間違われやすく、気づいたときには進行していることも少なくありません。
もし今、あなたの胸に「治らない赤み」「「小さなくぼみ」があるなら、この記事を最後まで読んでください。
目次
1. 「しこりがない乳がん」の正体とは?皮膚に出る危険サイン
「しこりがないのに、乳がん?」と不思議に思うかもしれません。ここでは、皮膚に症状が出る代表的な2つのタイプと、見逃しやすいサインをご紹介します。
① まるで虫刺され?「炎症性乳がん」
胸全体が赤く腫れ上がり、熱を持つタイプです。進行が早いため、早期の発見が重要です。
- 見た目: 虫刺されのような赤い斑点から始まり、急速に広がります。
- 特徴: 皮膚が厚くなり、毛穴が目立って「オレンジの皮(橙皮状皮膚)」のようにボコボコした見た目になることがあります。
- 注意点: 一般的な乳腺炎と似ていますが、抗生物質を飲んでも治りません。「痛くないから大丈夫」と放置するのは禁物です。
② ただの湿疹?「乳房パジェット病」
乳首や乳輪に、湿疹のようなただれができるタイプです。
- 見た目: カサカサしたり、ジュクジュクしたり、赤くただれたりします。
- 特徴: 「片方の胸だけ」に症状が出ることが多く、下着が汚れるような分泌液が出ることもあります。
- 注意点: アトピーや接触性皮膚炎と区別がつきにくいですが、ステロイドの塗り薬を使っても長期間治りません。
③ 隠れサイン「えくぼ症状」
がん細胞が胸の奥にある組織(クーパー靭帯)を引っ張ることで、皮膚表面に「えくぼ」のような小さなくぼみができることがあります。
2. 触るだけじゃダメ!鏡を使った「見る」セルフチェック法
今日から、セルフチェックのやり方を少し変えてみましょう。「触って探す」だけでなく、「鏡で見る」ことが、皮膚症状を見つけるカギです。
鏡の前で「3ポーズ」チェック
お風呂に入る前、鏡の前で以下の動作をして、胸の形や皮膚を観察してください。
最重要
【チェックポイント】
- 皮膚の一部がへこんでいませんか?
- 乳首が最近、内側に向いたりへこんだりしていませんか?
- 治らない赤みや湿疹はありませんか?
3. 症状があればまずは乳腺外科に
重要
乳房の皮膚トラブルは、
まず「乳腺外科」へ
乳腺外科なら、皮膚の状態を見ると同時に、超音波検査(エコー)などで「中の状態」も一緒にチェックできます。
まずは「悪いものではない」ことを確認することが最優先です。確認をしてから皮膚科を受診しましょう。
4. みなと横浜ウイメンズクリニックの特徴
横浜エリアにお住まい、または通勤・通学されている方は、ぜひ当院をご活用ください。
① 皮膚科も併設:双方の医師に相談可能
「乳腺外科に行くべきか、皮膚科に行くべきか迷う…」という方もご安心ください。当院には皮膚科も併設していますので、双方の医師に相談が可能です。
乳がん検査で異常がなければ、そのまま皮膚科として適切な治療を受けることができます。
② 当院の診療体制
みなと横浜ウイメンズクリニックでは、以下の体制で診療を行っています。
-
即日診断
検査したその日に画像を見ながら結果をお伝えしています。 -
皮膚科・乳腺外科ともに女性専門医が在籍
乳腺外科はもちろん、皮膚科にも女性医師が在籍しています。女性医師・スタッフのみ在籍しており「患部を見せるのが恥ずかしい」という方も安心してご相談いただけます。 -
スムーズな連携(地域連携パス)
もし治療が必要になっても、拠点病院へスムーズに紹介できるネットワークが整っています。
まとめ:その違和感を放置しないで
- 虫刺されのような赤みが広がっている
- 乳首のただれが薬を塗っても治らない
- 腕を上げると胸にえくぼができる
「もしかして」と思ったら、皮膚科ではなく、迷わず「乳腺外科」を受診してください。