ＧＷも明けてだいぶ暑くなってきました。夏の暑い時期にはわきの汗が気になります。日本は高温多湿であるため、汗をかきやすくなりますし、夏には薄着になるため、汗が目立ちやすく、不快感を感じる方も多いくいらっしゃいます。

多汗症の原因となるわき汗は、エクリン腺という汗腺を交感神経からでるアセチルコリンが刺激することにより汗が分泌されます。わきの汗の治療ではこのアセチルコリンによる刺激をブロックし、過剰に出る汗を止めることによりコントロールします。

わきの汗に対して当クリニックの皮膚科・美容皮膚科でできることとしましては

①わきボトックス治療…ボトックスを注射針で細かくわきに注射していき、汗腺の働きを弱くすることにより汗を抑えます。自費になります。当院ではアラガン社のボトックスビスタを使用しております（両わき５０単位４3500円）.
ボトックスの効果は長期間持続しますが注射なので痛いという欠点があります。しかし確実に長期間止めたい人にはおすすめです。

②エクロックゲル…注射ではなく塗り薬です。朝に塗りますと長時間汗を抑えられます。基準を満たす方は保険適応になります。基準についてはこちらをご覧ください。https://www.minatoyokohama.com/search/search-642/

この季節にわきの汗にお悩みの方、どうぞお気軽にご相談ください。